会社なり組織が何かを「成そう」という時、経営者や指導者は明確な指針を…方向性を「示す」必要があります。
端的な例が国会の開幕に行われる、首相の「施政方針演説」。
会社の「短期(中期・長期)経営方針」。
要は「ここに向かって行くんですよ!」という、ひとつのゴールを「示す」。
そして、その大きな方向性と目標をもって…
細かい部分で「◯◯が足りない」「△△を取り入れる」等の現場での作業なり業務、やるべき事が明確になるのです。
特に大きな組織の場合は何かを成そうとなると、それに伴う作業が部署や部門を横断しての業務となる場合があるので調整をする役目まで必要となります。
しかし、その全ての根底、基となるのは「示された」「明確な方針・方向性」
逆に言えば、これがないと組織や個人はあらぬ方向…利己的な、非常に自分勝手かつ、ご都合主義的に動き出すものです。
くれぐれも、適当かつ納期のない指示は自分首を締めてしまいかねない事を、人をリードする立場の者は自覚せねばなりません。