
みんな大好き『ドン・キホーテ』のお話。
多分、きっと若い方は
こっちは知ってても…
セルバンデス原作の英雄譚もそれから派生したバレイもご存知ないのでしょうねw
そこらへんに興味のある方はググっていただくとして……今回は
こちらのお話。
このお店…ただのディスカウンターからここ10年ほどで一気に小売業界のど真ん中に上り詰めた…業界の異端児であります。
「圧迫陳列」や「手書きポップ」や、売り場担当がそのまま仕入れ担当だったりと…旧来の小売業界には無かった手法で売上を伸ばしたのは事実。
ですが…私、別にドンキから何か貰ってるわけではないのでw提灯記事を書くつもりはございませんです。
「圧迫陳列」はアメリカのディスカウンターの倉庫販売等では当たり前の手法ですし、国内ではドンキに先んじてヴィレッジヴァンガードが得意としていました。
「手書きポップ」も昔ながらの商店ではアタリマエだったのが…大手では印刷に変わってしまっただけのこと。更に…その文面の内容もヴィレッジヴァンガードが先行していました。
売り場担当がそのまま仕入れ担当なのは…ちょっと大げさに評価しすぎですねw
居抜き物件に積極的に出店したのも、投資効率と立地を考えれば…当然そうなるのがアタリマエ。
特に一部の超大型店を除いて、生鮮品の店内加工をしていなかったわけですから保健所に気を使う必要も、そこへの投資も必要ないのです。
となれば、以前が何の物件であろうがお構いナシ…ですよね。
しかし、ドンキが本当の意味で優れているのは…しっかりとした成功事例の「フォロワー」であった部分でしょう。
つまりは…「パクリ」がお上手w
「学ぶより真似ろ」なんて言いますが、手っ取り早い成功なり、結果を出すのであれば「意固地」になって「我流」である必要はありません。
確かにそこに「美学」も「哲学」も「志」も「大義」もありませんw
しかしですよう「美学」や「体裁」でお金が儲かるほど…この世の中甘くはございませんです。
アナタが今、どんな仕事をどんな立場でされているかはわかりませんが、「ああなりたい」と思う上司や先輩、業界の成功者の「マネ」をしちゃいましょう。
そしてその「マネ」の精度を上げていくうちに…その仕事の「エッセンス」に気づいて理解出来る時が来ることでしょう。。。
その時は…きっとアナタが今度は「マネ」される側になっているはずです。