今回はオフィス内で業務を行う「内勤」にフォーカスを合わせてみたいと思います。
一言で「内勤」と言っても、事務全般、企画、開発、経理等々、多種多様なお仕事がありますが、 ここでは、野郎WORKの求人情報に掲載している風俗店やキャバクラなどナイトレジャーにおける「オフィスワーク」のお仕事を中心にご紹介します。
ナイトレジャーの「内勤」とは?
ナイトレジャーとは、風俗店・キャバクラなどの「夜の遊興産業」を指しています。
これらの業界でのお仕事はというと、店舗での受付や接客を行うスタッフを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、こうしたお店の中には、裏側からお店を支えるスタッフも存在します。
それが「内勤スタッフ」です。
「内勤スタッフ」はお店の中で働くわけではなく、運営会社のオフィス内でお仕事をします。
オフィスは通常のオフィスビルであることも多く、一般的なオフィスワークとなんら変わりません。
前回紹介した「営業」と連携をとったり、また違った側面からお店を支えるお仕事です。
ここからは、今とくに需要が高まってきているナイトレジャーにおける「Web関連のお仕事」と「事務スタッフのお仕事」についてもう少し詳しく見てみましょう。
ナイトワークにおける「Web関連」のお仕事
現在、ナイトレジャーにおいてWebサイトの果たす役割は非常に大きなものとなっています。
自店のHPを持ち、風俗店やキャバクラ店を紹介する専門の情報サイトに掲載することで、お店は利益を伸ばすことができます。
今や、Webでの広告展開は無くてはならないため、複数のグループ店舗を抱えているようなお店では母体となる会社が自社でWebスタッフを雇い、 お店のオフィシャルHPの制作を行なっている場合もあります。
こうしたお店専属のWebスタッフは、お店のオフィシャルHPの制作から運営、在籍キャストの情報管理、サイト更新業務などWeb媒体におけるプロモーション業務を行います。
また、この他にもナイトレジャー産業を対象としたHP制作や専門情報サイトの運営を請け負う制作会社もあります。
専門的な業界であることから、こちらの需要も同時に高まっています。
なお、Webスタッフは、ある程度専門的な知識や技術を要するお仕事ですので、採用にあたっては2~3年の実務経験を問われることが少なくありません。
しかし、「実務経験の有無は問わない」というスタンスのところも増えてきています。
とくに「趣味で自分のHPを作ったことがある」という方は、未経験でもWeb業界に飛び込むキッカケを掴むこともできるでしょう。
ナイトワークにおける「事務スタッフ」のお仕事
「内勤」のお仕事に代表されるのは事務関連のお仕事ではないでしょうか。
ナイトレジャーという専門的な業界ではありますが、こちらも業務内容自体は一般的なものと大差はありません。
パソコンを使った各種データ入力業務や顧客などの情報管理業務のように、社内で完結するお仕事が中心です。
必要な専門知識としては、エクセル(※)を用いたのデータ管理の知識です。
(※使用ソフトは会社によって異なる場合もあります)
基本的なパソコンの知識はあった方がいいですが、「未経験者」でも採用される可能性は十分にあります。
また、オフィス内での業務ではありますが「外部」と関わる職種もあります。
それが電話サポートです。
こちらは外部の取引先や顧客からの問い合わせを受け、対応するお仕事です。
単なる受付ではなく、自社サービスについて説明ができる知識を持っておかなければいけません。
入社後すぐは雑務をこなしながら知識を学んでいくというプロセスがあるので、未経験の方でも挑戦できます。
ナイトレジャーの業界では、下からの意見でも「会社の利益に繋がることであれば積極的に採用される」ということも珍しくありません。
そんな風通しの良い環境づくりを進んで取り入れているところもあるので、改善案などがあれば経営陣へ進言するチャンスもあるでしょう。
お店の経営を見渡しやすいポジションであることから、やる気次第では経営に直接関わる「企画・運営」に携わることも可能です。