転職活動を終え、新しい職場へ――。
心機一転スタートを切ったものの、全く違う環境や人間関係に戸惑い、ストレスを感じるビジネスマンも少なくないだろ う。
では、転職者は新しい職場のどんな点をストレスに感じているのだろうか? 転職をしたことがある20~30代男性会社員200人にアンケート調査を実 施した。
●転職先でストレスに感じたことTOP10
(16項目から上位1~3位を選択。1pt=3pt、2位=2pt、3位=1ptで集計)
1位 新入りになるので、先に帰宅(退社)するときに気を遣った 125pt
2位 過去の仕事の話など、話題に入っていけなかった 111pt
3位 「年下なのに職場では先輩」となる人との付き合い方 107pt
4位 仕事の進め方が前職と違って戸惑った 102pt
5位 仕事の用語などが前職と違い戸惑った 95pt
6位 自分のキャラクターをわかってもらうのに時間がかかった 85pt
7位 職場の人の名前が覚えられないこと 80pt
8位 「誰と誰が仲が悪い」など職場の人間関係がわからないこと 79pt
9位 仕事の内容が想定したものと違いすぎて戸惑った 48pt
10位 人前で自己紹介する機会が多いこと 36pt
再び「新入り」になることにより、「退社時間」や「年下先輩」などに気を遣うという意見が上位にランクイン。また、職場によって違う「仕事の用語」や「仕事の進め方」がなかなか掴めず、苦労をする転職者も多いようだ。
前職でキャリアを積んだ転職者ゆえに、「わからない」ことに新卒社員以上のストレスを感じるのかもしれない。しかし、時間とともに慣れていくことも多いはず。社会人の“初心に返る”良い機会として、前向きに、あまり根を詰め過ぎずに転職後のストレスと向き合いたいものだ。