今日、アメリカ・ラスベガスでボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチ
が行われました。
正規王者・村田諒太と指名挑戦者で同級3位ロブ・ブラント(米国)の
ベルトをかけた戦いでした。
戦前の予想では村田の圧勝が大方の見方でした。
しかし、結果はロブ・ブラントの判定3-0の圧勝。意外な結果でした。
なぜ、予想を裏切る結果となったのでしょう?
大きな理由が、ブラントの完璧なまでの村田対策でした。
ブラントは2か月前からラスベガス入りし村田対策を積んできたそうです。元世界王者のエディ・ムスタファ・ムハマド氏には4か月前から師事。村田のことをよく知る、ライトヘビー級の元王者に細かい指示を受けてきました。
この徹底した準備こそが勝利の鍵だったんです。
これは、仕事でも同じことが言えます。
事前の下準備がしっかりできていれば、スムーズに事が運ぶし、
失敗やミスのリスクも小さくなります。
アメフトなどでは、対戦相手の研究と試合の準備で、対戦の
70%は終わっていると言われます。
人の目につく「試合」は全体から見たら30%程度の割合なんですね。