『整理』と『整頓・収納』を分けて考えてみる
整理=モノを分けて不要なものを減らす、整頓=モノを使いやすくなるような仕組みを作り定位置に配置する。
整理とは、要するに「物を減らすこと」です。一方の整頓とは、「配置すること」という意味です。
つまり「整理整頓」とは、物を必要な物と不要な物に分けて不要な物を捨て、必要な物を使いやすい場所に置くこと、なのです。
整理=モノを仕分ける、収納=モノを使いやすいようにする仕組みを作る、そのように考えてください。まず初めに整理を行ってから収納するという考え方です。
整理整頓のポイントは『分ける』『捨てる』『定位置を決める』
外に出す→分ける→減らす→しまう。4つのステップで、とことんものを減らすことに集中。
片付けでやるべきことは2つ。モノを捨てるかどうか見極めることと、モノの定位置を決めることです。
元あった場所にものをきちんと戻すというルールを徹底しなければ、どんな空間も快適に保つことはできません。
ダンボールを3つ用意し、「必要」「保留」「不要」と、3つに分別。
書類やモノを全部仕分けをし、不要なものは捨てる。
要・不要の判断に迷うもの用に一時保存スペースを作る
※探し物をする無駄な時間が劇的に減ります
整理整頓がおろそかになると、
「必要な資料が見つからない」
「データをどこに保存したかわからない」
このような、探し物の時間が発生します。
誰でも、1度はご経験があるかと思います。
整理整頓ができているかどうかで、探し物をする無駄な時間の発生割合が全く違います。
必要なものを探すのに無駄な時間を取られ、それは整理・整頓をするまで永続的に続きます。
※ミスが減る(無くなる)!できる人が実践している極意!
仕事には決められたルールがあります。
例えば、訪問予定、商品の納期、検品基準、出荷期限、定例会議、書類の提出期限、などです。
社内での仕事、社外での仕事、シーンも様々です。
これらは、整理整頓をしていない事が原因で、抜け漏れてしまうなどのミスに繋がる可能性があります。
普段できていても、仕事がスポットで立て込んでいる時、繁忙期は平常心でいられない時があると思います。
時間の余裕=気持ちの余裕がなくなり、チェックが漏れるなどのミスにつながる可能性があります。
会社で身の回りの整理整頓をすることで気持ちに余裕が生まれ、確認ミスを減らす効果が期待できます。