自立にも色々あります。
・経済的自立
・精神的自立
・社会的自立
また、自立とは「自律」でもありますね。自らを律して、適応する事に迫られます。
誤解されている方もいることと思いますが…「自立」というとイメージ的には「孤独」であったりするのではないでしょうか?
しかし、心理的には逆だそうです。
「自立とは…依存先を増やすこと」
らしいですよ。
理屈としては…
依存先が少ないと
・選択肢がなく支配、被支配の関係性になりやすい(親だけにしか頼れない子供など)
※支配側がその状態を維持しようとすること=「過干渉」
依存先が多いと
・一つ一つの繋がりが弱くて済む
・過依存の状態になりにくい
・所属や支配から自由でいられる
すなわち…「自立」ということです。
これは一部の病の方々だけの話ではなく、一般生活においてもそう。
成人となって、社会に出た場合でも…自分が居られる「コミュニティ」、例えば趣味の集まりであるとか、スポーツクラブ、会社、家庭…様々な小さな「居場所」を多く持つことで…過度の期待や過度の負担を軽減出来るはずです。
もし、あなたがこれから「自立」を目指すのであれば、先ずは今いる「コミュニティー」の外を見渡して、自分のまた「別」の居場所を探し、作る事をしてみましょう。