これから新社会人として社会に出る方、新年度心機一転・転職して新しい門出を迎える方、
春はもう目の前です。おめでとうございます。
そんな方々に私のむかしむかしのおはなしを一つ・・・。
もういまどきの若い人には認知されない会社、
当時は名前を出せば「なんで勤めているの?」と居酒屋で決して話のネタに困らない
「〇通信」(厳密にいうとコールト〇ウェブ・名〇屋営業所)という会社に勤めていたころのお話を1つ差し上げましょう。
もう今の時代ではありえない営業の数々・・・。
「帰れない・帰らない」
先輩の話だが、一般的な営業ならば先方が商品内容や金額に渋ったら、検討・いわゆる持ち帰りでその会社様はまた後日対応・訪問になると思うが某社は違う。。。
金額が折り合わないならば商談の「その場」から事務所に鎮座するSVに電話をし「いくらならできる」をたがいに引き出し、契約に持って行く。
いわゆる即断即決。
普通の会社様は折れるんですよ。根負けするんです。で、契約に結びつける。おそろしい・・・。(苦笑)
だがその相手会社様は違った。夕方から始まった商談は21時を過ぎても終らなかったそうだ。
なぜか? 先輩が「サインをもらえるまで帰りません」と席を立とうとしなかったそうだ。
そうなるともう契約の話と言うよりはただの我慢比べ。しかしその我慢比べもあっけなく幕を閉じることになる。
「警察が介入」
しびれを切らした会社社長様が、認めない滞在で警察を呼んだのだ。(そりゃ就労時間大幅に過ぎてるからね)
逮捕ではなく追い出された形で済み、先輩は帰社(22時でも会社帰るよ)したそうな。
翌日、毎朝行われるミーティングでその話題がSVからあったのだが、ここが一般の会社様とは違う。違うんだ・・・。
その先輩を「英雄」扱いしたのだ。。。 取れるまで帰らない姿勢、SVとの連絡、粘りづよさ・・・。やれることはやったと。
そしてお前らも見習え。と。
みなさんも先輩のようにはならないでください。(笑)ちなみにその先輩はがっぽり稼いでオーストラリアに移住しました。
おそろしい営業(先輩エピソード多数あり)は夢を現実にするためのパワーだったと後から知った私でした。
みなさんのパワーの源はなんでしょうか?