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“仕事か趣味か”の二者択一はやめよう!

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キャリアは”2軸”で考えよう!

「ライスワーク(食べるための仕事)」「ライフワーク(生きがい、やりたいこと)」の「2軸」でキャリアを考えようというものです。

 ライスワーク(Rice-Work)とは、文字通り「ご飯を食べるための活動」で、主に会社の仕事のような「本業」を指します。

 ライフワーク(Life-Work)は、「夢や自分の好きなことを追い求める活動」で、主にプライベートでの趣味や特技を指します。

 「仕事に生きるか趣味に生きるか…」という「OR」の発想ではなく、会社に所属しながら自分の好きなこと、やりたいことも追求するのが「AND」の発想です。

 これによって、「どちらか一方を選んだ結果、途中で失敗して立ち直れなくなった」といったリスクを軽減できるだけでなく、自分らしくイキイキと働くことができるようになります。

 なぜなら、「ライスワーク」も「ライフワーク」も、それぞれが分離したルートではなく、相互に良い影響を与えながら自身の能力を高める作用があるからです。

仕事も趣味も「創造者」を目指そう!

 新卒で入社したばかりの若手社員だと、仕事は上司から言われたことをこなすだけの「やらされ仕事」、趣味は日々のストレスを発散するための単なる「消費活動」になってしまう人が多いと思います。

 特に趣味については、それを仕事に活かそうという意識のある人は稀で、「憂さ晴らし」や「瞬間的な満足」で終わってしまう人がほとんどでしょう。

 これらは一概に否定すべきものではありませんが、自らが価値を生み出す「創造」とは異なり、単に時間やお金を「消費」している状態に過ぎないとも言えます。

 創造者は、趣味も仕事も「消費」するだけではなく、自ら新しい価値を生み出せるようにならなければなりません。

 「消費から創造へシフトするときのコツ」として、2つのポイントがあります。

1つ目は、「小さくても創造的な工夫を積み重ねること」、

2つ目は、「一歩でも、半歩でもいいから主体者、当事者の側に踏み込んでみること」です。

 たとえば社内の宴会幹事のような、一見仕事と無関係のことであっても、「消費を作り出す側」として参加者に満足してもらえる価値が発揮できれば、立派な創造活動になると言います。

ただ言われたことをこなすだけの「労働」から、付加価値を提供する「仕事」へ。

 自分が満足するだけの消費的な「趣味」から、他者に価値を与えられる「特技」へ。

 それぞれを「創造者」領域へと高めて行くことが「未来の自分への投資」となり、そのための地図を描くツールが、「キャリア未来地図」なのです。

 

 

 

 「今の会社ではやりたいことができない。

でも、会社を辞めて食っていける自信もない」という方は、

ぜひ「AND」思考と実践法を学んで、

どちらも追求する「キャリア未来地図」を描いてみてください。

 もっと言えば、会社での仕事(=ライスワーク)も、

できるだけやりがいを感じられた方がいいのは言うまでもありません。

新しく未来のキャリアを考え直す上では、転職も現実的な選択肢として考えられるはずです。

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