このところ、アメリカ系ファストファッションブランドの撤退が目立ちます。
が、そんな中…日本の作業着の企画製造や販売が主だったはずの「ワークマン」が脚光を浴びることとなっています。
安価なファストファッションにも関わらず、屋外作業現場でも通用する=アウトドアに強いスペックという新たな価値と、女性ウケを意識したデザイン性の良さからでしょう。
ここで注目して頂きたいのは、全てが既存の価値観であること。
機能性
デザイン性
価格訴追力
どれもコレも企画会議で耳にタコが出来るくらいの頻度ででてくるワードですが、ワークマンの追求したのは
『まず価格ありき』
要は、買ってもらえなければ良さすら分かってもらえない。
という姿勢です。
そこでコストダウンやデザイン性を上げると…当然会社全体の、会社の商品全体のレベルアップが図られた結果となったのでは無いでしょうか。
旧態然とした、価値観でも何かに「こだわる」事によって強い「突破力」を発揮するのを証明してくれた事例といえるのではないでしょうか。