
風俗スタッフは直接サービスを提供するわけではありませんし、長時間お客様といるわけでもありません。
全てはキャストさんがお客様にサービスを提供した上での話になります。
なので…ともに働く仲間としてキャストさんの気持ちや心に寄り添う、思いやるのも仕事の一環と言えるでしょう。
しかし…スタッフの殆どが男性。
どだい性差を越えて理解することなど不可能ですし、当然他人の事です…血縁のある家族や親戚の気持ちを理解出来るわけが無いように、他人であるキャストさんの気持ちを100%理解するのは『不可能』です。
数少ない女性スタッフにしても、元キャストであったとしても…キャストさんがする経験はその時限りのもの。
追体験することが出来ないように、やはり同性であっても100%理解するのは『不可能』です。
問題はここから。
『不可能』である事を前提に、どこまで心を寄せることが出来るか。
思いやることが出来るか。
キャストさんに楽しく快適に日々の業務に協力して頂けるか。
多分、きっと…まずはそこからなんでしょう。
『不可能』だからと諦めず。
『不可能』であることを受け入れる。
『不可能』なことでなく『可能』な事を精いっぱいやりきる。
日々、精進です。