
例えば仲間内や社内で対立が起きてしまった場合、あなたはどう対処しますか?
これって結構あることだと思います。その対立の当事者じゃなくてもよく見かけることです。
当事者同士が話し合いで解決するなら話は早いですがどっちも引っ込みがつかない状況に
なってしまうとそうは行かないです。最近はなくなりましたが、よく仲間内の手打ちの仲人を
頼まれていました。昼ドラみたいな男女のどろどろなものからわかりやすい喧嘩の仲裁まで
いろいろしましたが、基本やり方は同じです。
まず、第3者的にみてどのようなことが起きてどのような状態にあるのかを把握します。
そして双方の話をよく聞きます。客観的にみていた人の話もよく聞きます。総合的に
判断していわゆる手打ちの内容を決めます。もちろん双方にその内容を納得してもらわなければ
先には進めません。もう一度双方の言い分仲立人の自分の意見をつけ、内容を納得してもらいます。
内容がどうであれ、これは中にはいって交渉をする上であたり前のことですし、これ以外の手立ては
ないと思っています。片落ちにならず、双方が納得の行く落とし所を探りまとめる。これが唯一の方法
じゃないでしょうか?一番ダメなことは話も聞かずに決めつけてしまうこと。それはもうただ、駄々こねている
子供と同じです。自分の意見は意見として持っていてもいいですが、相手をすべて否定することは
ただの頑固者であり子供です。裁判の裁判官も絶対に私情や先入観を持って判断しないことが
求められています。トラブルの中に立つ人も同じなのです。