こんにちは。
最近、特に話題になっているニュースに
「日大アメフト部悪質タックル問題」がありますよね。
誰が見ても大学側の対応に大きな問題があることは明らかです。
説明不足、謝罪不足、調査不十分のまま疑惑を全否定。
最悪の初動危機管理の見本のような対応です。
最初にするべきは、責任者(この場合は監督と学長)が
公の場で、説明、謝罪をすること、そして安易に疑惑を否定しないことでした。
自分たちの保身に走るような行動は、対外的なイメージを毀損するだけではなく、
内部からの強い反発をも招いてしまします。
「危機管理」とは、対外的に企業・組織を守るだけではなく、
対内的に組織が正しい行動をしているのを見せる事でもあるのです。
そうすることで、内部のまとまりが良くなり、今起こっている危機に対して
同じベクトルで対応していける、そしてよりいい形で問題を解決する。
これが正しい「危機管理」なんだと思います。