昔読んだ本で 『 記憶は嘘をつく 』
という外国人が書いた本がありました。
この本の内容で興味深かったのは
『人は無意識に記憶をつくり変えながら生きている。
本当に信頼できる記憶など存在しない・・・』
つまりどんな人(最近だと政治家の答弁など)でも
過去に起きた事をその通りに正確に伝える事はほぼ不可能で
たいていの場合は自分の都合で記憶を書き換えてしまうそうです。
誰かから聞いた話はたいてい事実とは異なる伝わり方をして
その事で当事者との見解にずれが生じてトラブルや不信感という
感情が生まれます。
転職する場合や何かを始める場合は逆に記憶や経験が邪魔をして
適切な判断が出来なかったりします。
常に事実や確かな最新の情報を参考にして過去の記憶は
捨てるつもりが正しい選択かも知れません。
メモや写真・動画といった書き換えの出来ない事実を参考にして
決して自分や他人の記憶だけに頼らないよう気をつけましょう。