転職失敗の最大のデメリットは、転職先からすぐ転職しようとすると、職歴が極端に短くなることです。
せっかく転職したのに3ヶ月でまた転職、と職歴に書けば人事にネガティブな印象を与えてしまうでしょう。
だからといって、やりたくもない仕事を1年以上ダラダラやるのも考えものです。
しかし、実は職歴の短さは素直に「転職に失敗した」と言えば、意外と通るものなのです。
大切なのは、その失敗から何を学んだか。なぜ早期での転職を望んだか。今の自分に出来る事は何か…といった点です。
職歴の短さは確かに弱点になりますが、面接でのフォロー次第でいくらでも挽回可能です。
職歴が短いというのは、あくまで机上の話です。
人事はもっと本質を見てきます。なぜ辞めたのか? なぜ失敗に至ったのか? といった、失敗に対する対処を徹底的に見てきます。
人事は職歴が長い人を採りたいのではなく、実力のある人・信頼できる人を採用したいのです。
ですから「転職に失敗して職歴が汚れたから、もうオシマイだ」というのは、あまりにも表面しか見ていない人の発想なのです。
今の『失敗した職場』で消耗するより、さっさと見切りをつけて次の転職を行った方がずっとお得です。
特に、企業は年齢を厳しくチェックしますから、気が進まない仕事で歳を重ねるのは無駄の極みです。