PDCAとは
PDCAは「Plan」「Do」「Check」「Action」の略です。プランニングを行い、実行し、その評価を行い、更に改善していくというサイクルをあらわす考え方のひとつです。
P…Plan(計画) D…Do(実行) C…Check(評価) A…Action(改善)
PLAN
目標を設定し、そのために何をするのか仮説を立て、施策をプランニングしていきます。
・問題点の洗い出し
・目標設定
-売上目標・獲得件数
・施策内容の検討
・期間設定
など。
Do
プランをもとに施策を実行します。具体的に数値化して落とし込むようにします。
Check
プランで設定した各指標をみながら、計画にそって施策が展開されているか、検証を行います。
Action
Checkの中で見えてきた課題から、解決策を考え、対処を行います。
PDCAで重要な「仮説」と「検証」
実際に施策を打っても、その結果の検証作業つまり「Check」がうまく出来ないというパターンがあります。これは、「見るべきポイントが何なのか」がきちんと定まっていないことが要因のひとつとして考えられます。
最初の「Plan」で売上目標の他、評価とする指標をいくつか決めておけば、「Check」の際にも、見るべきポイントが分かっているため、その差異を見て原因と解決策を考えていけばよいわけです。
目標との差異がうまれている部分についての「要因分析」と「解決策」を探し出すことで、次の「Action」に落としこむというサイクルが出来上がっていきます。
なお、「Plan」は、どんな指標を用いれば施策の進捗状況が分かるのかといった点や、検証までにどのぐらいの期間を要するのか(検証データがどの程度でたまるのか)、ということも考え、効率よくPDCAがまわせる環境を意識してプランニングを行うと良いでしょう。
施策は実際に走らせてみると、当初設定した指標を修正する必要がある場合もあるとおもいます。当初の指標設定はあくまで「仮説」をもとにしたものとなるため、実行後の結果を見ることで、次の「仮説」と指標設定をさらに精度の高いものにしていくことができます。
このように、PDCAという考え方においては「Plan」と「Check」が大変重要な要素となってきます。