予定どおり出社できるように計画を管理する
転職では内定から初出勤まで時間的な余裕がないのが普通です。ケースによっては、初出勤までにかなりの時間的な余裕を与えられます。その期間で、最も警戒しておきたいのが「退職日の延期」という事態です。現職場の残務処理や引継ぎを期間内で終了することを最優先して、気を抜かずに計画を管理しましょう。
転職先の業務に関する予備知識を身につける
初出勤までの行動計画の中には、業務に関する予備知識の習得を含めておいてください。経験者の場合も、取扱商品の種類や特徴、主要取引先の名称、支社・営業所の所在地など、基礎知識があると入社後の業務効率が変わります。
未経験者OKということで入社した場合も、転職先ではビジネス経験者として期待されるのが普通。また一緒に採用された人がいれば、その人と同じ土俵で仕事をスタートすることになります。何かと比較されるのが実情なので、その同僚に追いついていくためにも、せめて基本的な知識くらいは初出勤前に身につけておく必要があるでしょう。
特に試用期間がある場合は、いち早く戦力として認められて本採用の決定を得る必要があることも忘れずにいてください。
事前の出社については転職先の指示に従う
会社によっては、初出勤の前に出社を求められることもあります。よくあるのは「入社手続きのため来社してほしい」という指示。当然ですが、必要書類を揃えて出社してください。
けれど、注意したいのが「業務準備のためにミーティングに出席してほしい」「顔見せのために来社してほしい」という申し出など。通常は、入社前の内定者に実労働を課すことはないので、内容を確認して対応することも大切でしょう。
また、そうした指示や依頼もないのに勝手に職場を訪れるのは常識ハズレ。熱意や誠意は伝わっても、ピント外れの行動に不安を抱かれてしまう可能性もあります。もし自主的にあいさつに行きたいなら、必ず事前に了解を得ることが鉄則です。