冬バテってなんですの
さ!さ!寒い!!!
ここ数日の寒波は歴史的と言われていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか!みんな平気な顔してますけど平気なの?寒くないの!?
わたくしめなどは「毎朝自分が起きる1時間前に暖房を”強”にセット」するほどの反・省エネ人間なので … この時期は辛いです。リビングは暖房であったかいのですが、エアコンの行き届かない洗面所・トイレに行くときなんかもう冬山に登る覚悟が必須です。
さて、そんな私の毎朝の越冬バナシは置いてといて … 今朝のニュースで【冬バテ】なるワードを初めて耳にしたのは私だけじゃないハズです。
はい、こういうニュースを聞くと
「まーたマスコミがわけわからん新しい言葉作って話題作りに必死だわw」
とか考えてしまうヒトがいるのは分かっていますが身も蓋もなさすぎます。 … 今回は温かいコーヒーでも飲みながら、この寒い冬を乗り切るために「冬バテ」と「その対処法」について調べていきたいと思います。
この記事を書いてるヒト
名前:345(みよこ)
所属:本社WEB制作スタッフ
好きなことば:「動いてる間は触るな」
冬バテの症状とその原因
早速ですが、冬バテの症状とはどんなものでしょうか。調べてビックリですが、夏バテと殆ど同じ症状なんです。
- なんとなくだるくやる気が出ない
- 食欲がなく胃腸の調子が悪い
- 理由もなくイライラする
- 肩こりなど体のコリを感じる
- 寝つきが悪い
思い当たる項目がいくつかありましたか?実はこの冬バテには、なりやすいヒトとなりづらいヒトがいるそうです。次にアナタがどれだけバテやすいのか、細かいチェックをしてみましょう。
- よく爪が割れることがある
- 体がむくみやすい
- 運動をしても、汗をかきにくい
- 耳を指で曲げると痛い
- 手足が冷える
- 原因不明の下痢など、胃腸の調子が悪い
- 筋肉にコリを感じることがある
- よく寝たはずなのに、疲労感がとれない
- ちょっとしたことでイライラしてしまう
- 頭痛がする
半分以上あてはまるような方は要注意。普段から【バテやすい】と感じているのではないでしょうか?このバテるメカニズムは、いくつかの要因があるみたいです。
【温度差】
夏バテと冬バテの決定的な違いは「温度」です。実は暑い夏より冬の方が屋内と屋外の温度差があります。人間は温度差があり過ぎると体温調節機能が狂い、倦怠感などを感じやすくなります。【運動不足】
寒い冬は、体を動かすのがつい億劫になり1日コタツでゴロゴロなんてこともあります。そのため血行不良になり手足が冷たくむくみ、肩こりや頭痛が起きやすくなります。
【暴飲暴食】
年末年始には、忘年会・クリスマス・大晦日・帰省など短期間ながらに非常に多くのイベントが多くあります。寒さで動きが鈍くなっているのに、飲食の量が多くなりがちなため、内臓に負担がかかりやすく、なかなか休む事ができずに体も精神も緊張状態が続いてしまいます。
【自律神経機能の低下】
冬バテの最も重大な原因が「自律神経」です。温度差、寒さ、暴飲暴食のすべては自律神経と繋がっています。これについては次項でじっくりお話しします。
冬バテと自律神経の密接な関係
自律神経って、聞いたことはあるけどどんなものか具体的によくわからない!って人も多いんじゃないでしょうか?まずはざっくりと自律神経について見ていきましょう。
自律神経とは
体温調整・心臓を動かす・血液を送る・消化するなど、自分が意識しなくても体が自動で動いてくれる神経のことを指します。主に”交感神経(活動モード)”と”副交感神経(休息モード)”という正反対の働きをする2つの機能に分かれています。
具体的に言うと、ビックリさせた後に心臓ドキドキして血圧が上昇する状態は交感神経が強く働いている。それに対して、就寝の体が落ち着いている時間に、胃や腸が消化の為に活発に動いているのは副交感神経が働いている状態なのです。
冬の寒さやストレス、忙しさが原因で体の緊張状態が続き、交感神経だけが興奮し続け副交感神経の働きが鈍くなると、バランスが崩れ24時間体が休まらないため悪い影響が出てしまうのです。
この状態が続くと、免疫力も落ち感染症にかかりやすくなるだけでなくうつ病などの病気を引き起こす原因になってしまいます。
冬バテを克服する対策は、自律神経を正常に戻すことが大切です。
寒さがストレスの原因になるのですから、冬はできるだけ温かい環境で過ごすことを心がけましょう。また外出時などにも、身体を冷やさない服装にしておくと良いですね。
それから、忙しい時期でもできるだけ時間を見つけて、自律神経を切り替える工夫をしましょう。
また、もう1つの予防法としては、適度な運動をして筋肉をつけることです。適度な運動はストレス発散にも効果的ですし、運動をして筋肉をつけることで、血行が良くなります。血行が良くなれば栄養も行きわたりやすくなり、冬バテの様々な症状を予防することができますね。
まだまだ寒い季節が続きますが、対策をしっかりして寒い冬も健やかに過ごすことができるように頑張りましょー。