貯金をしたいのになかなか出来ない…と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。貯金が出来ないのは、収入や支出の問題ではなく、そのやり方に問題があるのかもしれません。貯金の仕方を工夫し、今日からコツコツお金を貯めていきましょう。
貯金について
貯金が出来ない、と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。中にはそれほど収入が少なくなかったり、計算的には余るはずなのに、ほとんど貯金が出来ていない人もいるでしょう。一人暮らしの人や、主婦、学生さんなどにとって、貯金をすることは大切な問題ですよね。
貯金が出来ないのには、必ず理由があるはずです。また、貯金の仕方を工夫すれば、収入が変わらなくても案外貯金が出来てしまうものです。貯金をしたいと思っているあなたのために、貯金の仕方を解説します。
貯金が出来ない人の特徴
複数の口座を持たない
お金が貯まらない人は、何でも同じ銀行口座で済ませ、口座を複数所持しない人がほとんどだそうです。一見お金の状況を把握しやすく感じますが、用途別にお金振り分けた方が状況が分かりやすくなります。
例えば将来何かを買いたい目標があるならば、それ用に口座を開き目標金額を貯める方が、貯金額がはっきりと分かります。子供の教育費や旅行費など、目的に合わせ口座を作り、給料から自動的に直接そちらの口座にお金が振り込まれるようにすることもできるようです。
目標の貯金額を決めない
貯金が上手く出来る人の特徴は、いくら貯金するか、何のために貯金するのか、具体的な理由や目標があります。しっかりとした目標を持っているからこそ、貯金をすることが出来るのです。きちんとした目標があれば、収入が低くても貯金をすることは可能でしょう。
貯金が出来ない人は、近々の予定や目標はあっても、比較的長期の目標を立てていない人が多いです。目標をはっきりさせるためには、ライフプラン表を作るのがお勧めです。手書きでもかまわないので、10年先、30年先の未来予定図を具体的に記入するのです。
そうすると、おのずと「10年後にマイホームを建てたいから、頭金が800万必要だ。そのためには月に○万貯金しなければいけない」などといった目標が見えてきます。
貯金はお金が残ったら…
貯金が出来ない人の特徴で、最も多いのが「残ったお金で貯金する」です。貯金が出来ている人のほとんどは、給料が入ったらすぐに貯金をして、残りのお金で生活をするという「貯金の先取り」をしています。
逆にこれをやらないと、だらだらと浪費が増えてしまう原因となります。特に収入の多い人は、浪費癖が付いてしまっている場合が多いので注意が必要です。
毎月のお金の状況を把握しない
家計簿を付けていないと毎月どのくらい支出しているか分からないので、どこで節約できるのか分かりません。家計簿を付ければ、外食費や交際費などの出費も一目瞭然になりますから、どこで使い過ぎているか把握できるようになります。
お金を使うことにルーズだと、お金が貯まらないのは当然です。家計簿を付け、自分の浪費癖を見直し、改善できるところは改善して行く癖をつけることが、貯金するための対策になるでしょう。
貯金というのは難しいですが、方法を工夫することで、賢くお金を貯めることが出来るかもしれません。貯金は本来、将来への蓄えだったり、自身の生活をより潤すためにするもののはずなので、ストレスを溜めずに貯金が出来るのが理想の形です。