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「休日なのに仕事する」…平均時間は約2時間 若手ビジネスマンの4割「仕事を家に持ち帰る」

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いよいよ始まる大型連休。羽を伸ばせると喜ぶ人がいる一方で、仕事が終わらない…と青ざめている人も少なくないのではないだろうか。企業側では定時退社デーを設けるなど、残業を減らす対策をするケースも増えているようだ。でも、なかにはそのツケが回って、休日にも仕事をする羽目になっている…という人もいるのでは? そこで、会社員の業務時間外の仕事量を探るべく、20~30代の独身男性会社員200人にアンケートを行った

〈仕事を自宅に持ち帰って、休日に作業することはある?〉


・しょっちゅう作業している 5.5%
・たまに作業している 37.5%
・作業したことはない 57.0%

まずは、そもそも仕事を自宅に持ち帰るかどうか。【作業したことはない】人が最も多かったが、【しょっちゅう作業している】【たまに作業している】を合わせれば、4割以上もの人が日常的に自宅に仕事を持ち帰っている。

さらに、仕事を持ち帰った経験のある86人に対して「休日に仕事をするときは何時間くらい?」と聞いてみたところ、以下のような数字となった。

〈休日に仕事をするときは1日当たり何時間くらい?〉


【平均作業時間】2.14時間
・1時間未満 14.0%(12人)
・1時間以上2時間未満 34.9%(30人)
・2時間以上3時間未満 27.9%(24人)
・3時間以上5時間未満 18.6%(16人)
・5時間以上 4.7%(4人)

せっかくの休日に平均2時間以上も仕事で時間を取られる人が多いと思うと、日頃の疲れも取れなそう…。一体なぜ仕事を持ち帰ることになってしまうのか、その理由についても聞いてみると、様々な理由が聞こえてきた。
※()内は作業時間/年齢

【とにかく仕事が終わらない!系】
「人手不足で業務内に仕事が終わらないから」(1時間・34歳)
「事務仕事が業務時間内に終わらないから」(2時間・37歳)
「残業するなとうるさいから」(2時間・27歳)
「平日だと余計な仕事を頼まれる」(2時間・39歳)
「納期に間に合わないから」(3時間・31歳)
「平日は事務がほとんどできない」(5時間・35歳)
「仕事が多い」(8時間・34歳)
「平日だと顧客対応に追われるが、休日は自分の仕事に専念できる」(12時間・30歳)

【会社よりもむしろ家でやりたい!系】
「資料をまとめる時にリラックスしてチェックしたいから」(1時間未満・34歳)
「家でも出来る単純作業だから家でしたい」(1時間・39歳)
「家の方が落ち着いて捗る」(1時間・37歳)
「調べものをする時間がないから」(1時間・28歳)
「家でゆっくりと考えたい資料があるため」(1時間・27歳)
「業務報告書の作成は、会社だと集中できないから」(2時間・35歳)
「平日サボった分を休日に消化している」(10時間・35歳)

【平日こそ仕事をしたくない!系】
「定時に帰りたいから」(1時間未満・35歳)
「平日は早く帰って残った仕事を休日にしたいから」(1時間・26歳)
「来週の仕事を楽にしたいから」(1時間・36歳)
「やる気が無くて、だらだらやっているから」(2時間・37歳)

ほとんどの人が、仕事が多すぎて終わらないから嫌々休日に作業をしているのかと思いきや、自ら望んで仕事を自宅に持ち帰っている人が多いのには驚きだ。

本当は誰だって定時までに全ての仕事を終えるのが理想のはずだけど、作業内容や環境、モチベーションなど様々な理由で、なかなか思うようにコントロールできない…というのが現状のようですね。

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