PCには、付箋アプリが標準インストールされている場合もある。立ち上げておけば、簡単にメモをとることができて便利だが、実際に活用している人はどのくらいいるだろう…。おそらく多くの人は、自分のデスクに付箋やメモ帳、不要になった資料の裏紙などを用意して、メモをとるときは紙とペンを使っているのではないだろうか? いくらデジタルデバイスが増え、便利になったとはいえ、紙とペンはもっとも気楽で使い勝手のいいアイテム。その良さをデジタル化したガジェットがあるのだ。
●手書きのメモをボタンひとつでデジタルに変換
実は、手書きをデジタル化するガジェットはいくつかある。だが、今回紹介するガジェットは、ペンタブレットの大御所・株式会社ワコムが発売するBamboo Spark。多くのイラストレーターやデザイナーに支持されているメーカーだけに、ペンの感度の良さは抜群にいいそう。
Bamboo Spark用の紙とペンで、手書きのテキストやイラストなどを書いたら、中央にあるボタンを押すだけ。これだけで、あらかじめ同期しておいたスマホやタブレットに、デジタル化した手書きデータを送ることができる。もちろん、EvernoteやDropboxのようなクラウドサービスと連携して、ネット上に簡単にデータを保存することも可能。仕事の案件別に、フォルダ分けやタグ付けすれば、メモの整理が捗り、仕事の効率があがりそうだ。
●手書きメモを編集可能テキストに変換
自分だけが見るメモなら、手書きで十分かもしれないが、場合によっては上司や同僚、クライアントにメモした内容を送りたいこともあるだろう。字がキレイであれば、さほど問題はないが、あまりキレイではない場合は手書きメモを送るのは控えたい…。そんなときも同製品なら、手書きのメモを編集可能テキストに変換できるので、そのままEメールで送信することもできて便利。これなら、手書きに自信がない人も安心だろう。
仕事で役立つことはもちろん、プライベートで友人に面白いイラストを送ったり、恋人に手書きのメッセージを送ったりと、考え方次第でいろんな使い方ができそう。日ごろから手書きメモをとることがある人は、一度試してみるといいかもしれない。
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