Microsoftが10月に更新した同社製品OSのライフサイクル一覧表(英語版)によると、「Windows 7 Professional」と「Windows 8.1」搭載のPCは2016年10月31日に販売を終了する。また、「Windows 8」搭載のPCは、「Windows 7 Professional」よりも早い2016年6月30日に販売を終了するとしている。
「Windows 7 Professional」は2009年10月22日、「Windows 8」は2012年10月26日、「Windows 8.1」は2013年10月18日にそれぞれ一般提供を開始。Windows8シリーズはそれまでと異なり、“タッチ操作”を利用する設計になっていた。ただ、この操作方法は大不評で、発売後もあえてWindows 7搭載のPCを買い求める人も少なくなかったという。
そして今年7月29日、最新OS「Windows 10」が提供開始。高性能であることがウリだったものの、ユーザーの賛否は二分。対応していないソフトやアプリも多いうえ、OSアップデートが勝手にされるという報告もあり、不満を訴える声もあった。
後続OSが不評だったこともあり、愛用者が多いWindows 7。しかし、Windows 7 Home Basic、Home Premium、Ultimateはすでにソフト販売・搭載PC販売ともに終了しており、来年のProfessionalの販売終了によってWindows 7シリーズは完全に供給されなくなる。このニュースにTwitterでは、
「もう販売終わるんすか・・・Win7使い勝手いいだけに残念」
「来るべき時が来たか。win7ユーザーとして、今度はサポート終了の時期が恐ろしく感じる」
「むしろ今Win7のPCを買っておくべきか?」
「こういうのを見るとWin7のディスク2、3枚買っておいて損はないんじゃないかと思えてくる」
など残念がる人や、あえてWindows 7搭載のPCの購入を検討する声が続出。また、
「今すぐどうこうってワケじゃ無いけど、会社のOSが移行する前にWin10に慣れとかないと……。
めんどいorz」
と、しぶしぶだがWindows 10利用を覚悟する声が投稿されている。
これまでWindows 8にガッカリしたり、Windows 10へのアップデートを拒んできた人にとっては、Windows 7の駆け込み購入か、Windows 10への対応を検討するタイミングなのかもしれない。
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