皆様こんばんは!
パレスグループの星野です
今夜は冷えますよね~
東京では今年初となる雪が舞い降り、積雪も観測したそうです。
さて先日サッカーバロンドールが発表となりました!
バルセロナのリオネル・メッシが3年ぶり5度目の戴冠を果たした。
FIFAの名前を冠さない2009年から4年連続でバロンドールを獲得していたメッシなんですが2013年、2014年とクリスティアーノ・ロナウドに世界最高の座を譲っていた。
今回惜しくもバロンドール受賞とならなかったC・ロナウドですが努力家として有名なのはご存知でしょうか?
以下引用
C・ロナウドは、「すべてのプロ選手には才能があると思うんだ。でもそれを磨く努力をしないと偉大な選手に決してなれないよ。僕は、常にそれをやるように 心がけている。自分の能力をピッチで出せるよう努めているんだ。試合でも練習でも、いいプレーができるようにね」とコメントし、本番で実力を発揮するため に準備を怠らないことを明かした。
クリスティアーノ・ロナウドの練習の鬼っぷりは結構有名です。筋トレをし過ぎてコーチに止められても、ジムに潜入してまで筋トレしていたとか。
努力も才能のうち?「努力できる人」は脳が違う?らしい(笑)
トーマス・エジソンは、「天才は1%のひらめきと99%の努力である」という名言を残した。また、「努力に勝る天才なし」という諺もある。だが実はその 「努力」を継続して行うことができることこそが「脳」の違いによるものなのだという米テネシー州、ヴァンダービルト大学のマイケル・トレッドウェイが率い る研究チームの研究論文が、『Journal of Neuroscience』誌に発表された。
人には、どんなに退屈な単純作業であっても最後までやり遂げようとする意志の強い人と、途中であきらめてしまう人がいる。人間の内側では常に、何かをやり 遂げようとする「動機の維持」と、つまらないから逃れたいという「動機の放棄」がせめぎあっている。そんな時、外からの刺激はとても新鮮だ。努力を続ける その決意は、一時の快楽を得る為にもろくも崩れ果てていく人も多い。
人間の頭の中で行われている「動機の維持と動機の放棄(努力と怠慢)」の綱引きのメカニズムを探るべく、マイケル・トレッドウェイが率いる研究チームはこのような実験を行った。
被験者25人に、自分の利き手で7秒間に30回ボタンを押すという「簡単な課題」か、利き手でないほうの小指で21秒間に100回ボタンを押す「難しい課 題」のどちらを選ぶか選択させた。いずれにせよ死ぬほど退屈な作業だ。「難しい課題」の報酬は「簡単な課題」よりは高いが確実に得られるとは限らないとい うことも告げられた。
被験者がボタンを押す間、研究チームは、PETスキャンを使って被験者の脳の変化をモニタリングした。このPETスキャンは、大脳皮質全体のドーパミ ン・ニューロンの活性を追跡できるように修正をほどこしたものだ。それによって、ドーパミン作動性活性と、ひどく退屈な作業を続けようとする被験者の意志 との間に、相関関係があるのかどうかを調べることができる。
研究の結果、ボタンを押すのを途中でやめてしまう人と、たとえ小指が痛くなってもボタンを押し続ける人の違いが明らかになった。
人にとって最も必要なタスクは、しばしば最も楽しくないことでもある。さらに、成功を得るためには人は長い時間努力し続けることを学ばなければならない。近道は存在せず、才能に恵まれた者も、努力を続けなければならない。
今回の研究結果により、「努力ができる人」というのは、「報酬が得られるかどうかわからない不確実な可能性」からも、ほんの少しだけど他の人より「快楽 (左線条体と前頭前皮質腹内側部のドーパミン活性化)」を得ることができ、その一方で、自分の内なる「不満(島皮質のドーパミン活性化)」の声に鈍感でい られるという脳の働きをしているということが推測された。
要するに「努力できる人」は、努力を続けることで得られるかもしれないほんの少しの可能性の方からも「快楽」を引き出せ、なおかつ、「悪魔の誘惑」の声に惑わされない脳の働きをしているということだ。つまりは多大な努力をそれほど苦労と思わずにできる人なのだ。
努力を続けられない言い訳なんて100も1000でも口からスラスラとでてきちゃう私のような凡人の場合には、内なる悪魔の囁きから逃れるのも苦労を要するわけだ が、「努力」を「快楽」に変えるイメトレを続ければ、きっと「無駄な努力なぞない!」と思える強靭な意思を身につけられるとそう信じてます。